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ー配食の事業を始める時に知っておきたいこと!開業準備を徹底解説ー


高齢者の増加などにより、配食など弁当の宅配サービスの需要が高まっています。コロナ禍以降は在宅ワークが増え、今まではあまり配食サービスを利用しなかった若い世代からも注目されているサービスです。市場の成長に合わせて、配食事業で開業することを検討している人も増えてきています。

この記事では、これから配食事業を始めようと考えている方へ向けて、開業の準備などを解説します。

 

配食事業に必要な開業準備

配食サービスの事業を展開する際に、さまざまな準備をしなければなりません。どのような準備が必要なのかを解説します。

 

配食サービスの拠点となる調理場所

配食事業では店舗はなくても問題ありませんが、拠点となる調理場所や事務所が必要です。使用するのは従業員だけで、配食を利用する人が足を運ぶことは基本的にありません。そのため、物件のデザインや立地などに、こだわる必要はないでしょう。

配食サービスは調理や梱包が必要なため、設備や備品を揃えなければなりません。 また、配達には車両が必要なので、駐車スペースをしっかりと確保することが大切です。

 

スタッフの採用と教育

開業の準備が整うと、スタッフの採用と教育が必要です。特に配達スタッフに関しては、運転免許の有無はもちろん、運転経験も確認しなければなりません。さらに、配達エリアの道路状況などの地理的情報を、どの程度知っているのかも確認しておくと安心です。

また、利用者に満足してもらうためには、研修が必要です。配食弁当の取り扱い方や、配達先のお客様への接し方など、誰でも同じレベルのサービスを提供できることが大切です。また、配食サービスは安否確認も兼ねているため、信頼してもらえるスタッフの育成がポイントとなります。研修期間は、オープンまでにしっかりと確保しておきましょう。

 

トラブルが起きた場合の対応

配食サービスなどの宅配弁当事業では、アクシデントが起こることもあります。アクシデントによって時間内に弁当を配達できなくなったり、顧客からクレームを受けたりすることがあるでしょう。

事前にさまざまなトラブルを想定し、マニュアルの作成が必要です。損害賠償保険の加入なども、開業前に検討しておくとよいでしょう。

 

事業で利用するツール

レジや経理事務などはツールを上手に使うと業務をスムーズにできます。 宅配弁当ではクラウドで弁当の配達を管理できるツールがあります。 積極的に活用することで、人件費を抑えながら営業が可能になります。

 

配食事業で開業するときに必要な資格と許可

配食サービスを開業するうえで、食品衛生責任者の資格や、飲食店営業許可が欠かせません。開業のための準備が整っていても、資格や許可がなければ営業を始めることは不可能です。

開業に必要な資格や許可については、開業準備に入る前からの確認が必要です。

 

食品衛生責任者

配食サービスの開業では、食品衛生法第51条に定められているとおり、食品衛生責任者の選任が必須です。食品衛生責任者の資格取得は、難しいものではありません。各都道府県で講習会が行われているので、受講することで取得できます。講習は1日、受講費用は約1万円です。

すでに調理師や栄養士など、食に関する資格を持っている場合は、講習を受けなくても資格が取得できます。調理師や栄養士以外の資格を持っている場合は、各自治体に確認してください。

 

飲食店営業許可

配食サービスの開業にあたって、飲食店営業許可の申請が必要です。申請すると、設備や調理場のチェックなど、保健所による審査が行われます。申請してから許可が下りるまで、2週間程度の審査期間があるため、開業日を決める際には注意してください。

申請の手続きは、自治体によって違いが見られることもあります。配食事業の開業を決めたときには、まず地域を管轄する保健所へ相談するとよいでしょう。

 

運転免許

配食とは、お弁当を配達するサービスなので、開業するには運転免許が必要不可欠です。スタッフを採用する際にも、必ず確認しましょう。

自分自身は経営するだけで配達業務に携わらないと決めている場合、運転免許は必要ないと思われるかもしれません。しかし、事故やトラブルなど、営業中に何が起きるかわかりません。万が一の事態に備え、運転免許は取得しておきましょう。

 

調理師免許は不要

配食サービスでは、調理師免許は必要ありません。意外に思われるかもしれませんが、調理師免許がなくても宅配弁当事業が開業できます。しかし、調理師免許は事業を行ううえでのアピールポイントに使えます。食べ物を調理するサービスなので、安心感や信頼感を得やすいのです。受験資格がある場合には資格取得がおすすめなので、開業したあとからでも検討してみてください。

 

配食事業で注目されている安否確認サービスとは?

毎日お弁当を配達する配食には、一般的に安否確認のサービスが付けられています。これは、直接手渡しで弁当を届ける配食サービスならではのサービスで、非常に好評です。家族が遠くに離れて暮らしている場合や、近くに住んでいても忙しくてなかなか様子を見に行けない場合など、安否確認サービスを利用するために家族が配食を契約するケースも珍しくありません。

 

また、一人暮らしの高齢者が増えていますが、一人暮らしだと何かあったときに助けを呼べないことを不安に感じている人が多いです。家のなかで転倒し、骨折などで動けなくなった場合、救急車を呼べないでしょう。このような場合でも、配食サービスで配達員が毎日訪問していると、比較的短い時間で異変に気づけます。これは家族だけでなく、高齢者自身も安心して生活できるでしょう。

 

配食事業でを開業する際には、安否確認サービスを取り入れることがおすすめです。競合他社が複数ある場合には、ほかと違う工夫をすることで、利用者を増やせる可能性が高まります。

 

まとめ

高齢者の増加によって、在宅の配食サービスのニーズは増えてきています。便利に食事を楽しみたいという思いのほかに、安否確認サービスの存在が大きく影響していると考えられます。 在宅の高齢者向けの配食事業をで開業を検討されている方は、ぜひ安否確認サービスにも注目してスタッフの採用や教育をしてみてはいかがでしょうか。

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